후리가나로 읽는 일본 고전
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わせだだいがく
早稲田大学
尾崎 士郎
尾崎 士郎의 早稲田大学(わせだだいがく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 112,204자 · 220화면
もちろん、彼等といえども学生にはちがいないが、親の脛をかじって、学業の余暇を、せいぜいミルクホールへ出かけたり、毎日一定の時間をノートの清書によって過すような学生ではない。彼等は、それぞれ自分勝手なアルバイト(現在の言葉)によって学資を稼ぎ、金さえあれば新宿吉原とわたり歩いて、仲間同士が顔を合すときは必ず天下国家を論じて、濶達無礙な生活をおくっている。ミルクホールの給仕女なぞを眼中においているやつは一人もいなかった。つまり彼等は学校という枠の中にいるのではなくて、実社会とすれすれのところに生きている一種の風雲児なのである。作者は前章において、学生名士である杉ヶ枝高二が郷里の美作で新聞記者をやったり、政党の応援弁士として活躍しながら学業を継続していることについて語ったが、これはひとり杉ヶ枝だけではない。その晩、神楽坂倶楽部でひらかれた政談演説会で大向うをうならせた越永安平は、毎朝新聞配達をした上に、何とかいうタチのわるい法律事務所にかよって三百代言の代りをつとめていたし、保谷仁太郎は街の艶歌師の中でも、もう相当な顔役になっていた。
「こりゃ、いかん、いかん」