후리가나로 읽는 일본 고전
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わせだだいがく
早稲田大学
尾崎 士郎
尾崎 士郎의 早稲田大学(わせだだいがく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 112,204자 · 220화면
「御報告します、校友、野間五造氏を介して正力方面監察官に会見を申込んだところが、実にこころよく会ってくれました。警視庁の態度は慎重を極めています、学内の問題に警察権を行使すべきではないという意見なのです、唯、希望としては速やかに学校当局と連繋した上で解決の方法をとってもらいたいということでした、それで、すぐ大隈侯爵邸に出かけたのですが門をとざして交渉に応じようとしないのです、実に不誠意極まる」。
卓上電話のベルは絶え間なしに鳴りつづけていた。剣道場には電灯が輝き、面、胴をつけ、竹刀を持った学生がぞろぞろと出てきた。正門と裏門の扉はかたく閉じられ、武装した彼等はふた組にわかれて校内の警戒に当った。一夜はみるみるうちに明けていったが、三千人の暴徒はついに姿をあらわさなかった。
大隈侯邸に移った学校当局は、革新団からの再三の交渉にも応じようとしなかった。病床に横臥したまま、新任理事からの報告を聴いていた大隈は、善後処理についての生半可な意見などに耳を傾けてはいなかった。
「事態の拾収に自信が持てないようだったら廃校にするがいい、――おれの手でつくった早稲田大学だ、おれが廃校にするのに誰れも文句をいうやつはあるまい」