후리가나로 읽는 일본 고전
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わせだだいがく
早稲田大学
尾崎 士郎
尾崎 士郎의 早稲田大学(わせだだいがく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 112,204자 · 220화면
その沸ぎりたつ空気の中へ、結城紬の袷を着ながしのまま痩躯鶴のような成島柳北が、一杯機嫌で蹌踉としてあらわれてくることもあった。
こういう雰囲気の高まるにつれて、自由と独立を標榜する東京専門学校の設立はいよいよ急速に実現する手筈が整った。大隈は彼の世襲財産と目すべきものをことごとく金に代えて、その頃彼の、ささやかな別荘のあった西北の郡部、早稲田村にあたらしく土地を買って、丘陵をうしろに控えた田園の一隅、茶畑の中に、建坪八十坪あまりの、木造二階建の本校舎と講堂、これに隣接する小さな寄宿舎をつくった。大隈別邸は、校舎の門から傾斜を描いて左右にひろがっている茗荷畑をへだてて新設の講堂と向いあっている。
校舎が完成して、開校式のひらかれたのは十月二十一日であるが、その二、三ヶ月前から全国に趣意書を配布して大々的な学生募集を行った。
趣意書の内容は一応型どおりの、模範国民の養成からはじまって、「学理と応用、研究と実践、理想と常識とを兼備したる良国民を陶冶することを目的とするにあり」――というところに眼目がおかれていたが、独立自由の学風をもって官学の固陋なる教育方針に対抗する、というような文句が特にうきあがって見えたのも、一方において、板垣(退助)の自由党に対し、大隈を主班とする立憲改進党が発足して、いやが上にも国民