후리가나로 읽는 일본 고전
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ぼうがくととうきょう
望岳都東京
木暮 理太郎
木暮 理太郎의 望岳都東京(ぼうがくととうきょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 31,243자 · 61화면
徳右衛門岳の見えることは近頃初めて発見したので、今まで解らずにいたのであります。つまり見える筈だが実際見えるかどうか解らなかったのですが、青年会館の上から望むと、小仏の南の城山の右上にちょこんと頭が出る、極く僅かですけれども兎に角徳右衛門岳が見えると云うことが発見されました。斯ういう風に今まで市中から見えることが知られていなかった山を一つ一つ新に発見して行くことは、私自身の気持ではありますが、丁度新しい山の一つ一つを登って行くのと同じような気持がして、なんだか非常に楽しみなのであります。それから笊も今迄何処からも見えなかったのですが、これも青年会館から確に笊、或は間違った所で其の隣りの生木割か千挺木か、どちらかだろうと思いますが、併し頭の恰好からはどうしても笊で、多少疑問がないでもありませんが、笊に相違なかろうとそう極めて置きます。
二四〇〇米台の中の木賊、甲武信、三宝の三山ですが、その甲武信岳を初めて私が見ましたのは、凌雲閣の上からでありました。其頃はよく凌雲閣に出かけたもので、丁度あそこから飛び降り自殺をした人があったりして、其数日後に行った時など、私が暫く経っても降りて来ないので、下では不審に思ったと見えてこっそり様子を見に来た。