일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

あさがおぞうし

朝顔草紙

山本 周五郎

山本 周五郎의 朝顔草紙(あさがおぞうし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 14,019자 · 29화면

아오조라 문고

「従姉は……仕合せ者でございますわ」

小雪は袂を顔に押当てた。そして耐えがたい嗚咽に、暫し肩を顫わせていたが、やがて静かに涙を押拭って、

「泣いたりして、御免遊ばせ」「拙者こそ悪いことを申しました。ただ、文絵どのと御姉妹のように育って来られたと伺ったので、誰にも云うことの出来ぬ愚痴を、つい聞いて頂きたくなったのです」

「……従姉上さまが聞いたら、――さぞ……」

消えるように云って、又しても溢れてくる涙を隠そうとしてか、小雪は軽く咳きながら外向いた、信太郎も暫くは黙って、そのままじっと膝の上を覓めていたが、やがて気を変えるように云った。

「失礼なお訊ねですが、さきほどのお琴は貴女がお弾きになったのですね」「……お恥しゅう存じます」「たしか朝顔の曲だと思いましたが」「はい」

小雪は頷いて「亡き従姉上がお好きで、あの曲を弾くと毎も……貴方さまのことが想われる、と申して居りました。――涙ばかりや残るらん……という唄の意をそのまま自分の身にひきくらべていたのでございましょう、あの曲を弾いては、よく泣いて居りました」

朝の眼覚めに、それを聞いて自分の悲しさを歌われると思ったのは信太郎だけではなかった。