일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ほんじょりょうごく

本所両国

芥川 竜之介

芥川 竜之介의 本所両国(ほんじょりょうごく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 21,005자 · 43화면

아오조라 문고

……

両国橋の袂にある表忠碑も昔に変らなかった。表忠碑を書いたのは日露役の陸軍総司令官大山巌公爵である。日露役のはじまったのは僕の中学へはいり立てだった。明治二十五年に生れた僕は勿論日清役の事を覚えていない。しかし北清事変の時には太平という広小路(両国)の絵草紙屋へ行き、石版刷の戦争の絵を時々一枚ずつ買ったものである。それ等の絵には義和団の匪徒やイギリス兵などは斃れていても、日本兵は一人も、斃れていなかった。僕はもうその時にも、矢張り日本兵も一人位は死んでいるのに違いないと思ったりした。しかし日露役の起った時には徹頭徹尾ロシア位悪い国はないと信じていた。僕のリアリズムは年と共に発達する訳には行かなかったのであろう。もっともそれは僕の知人なども出征していたためもあるかも知れない。この知人は南山の戦いに鉄条網にかかって戦死してしまった。鉄条網という言葉は今日では誰も知らない者はない。けれども日露役の起った時には全然在来の辞書にない、新しい言葉の一つだったのである。僕は大きい表忠碑を眺め、今更のように二十年前の日本を考えずにはいられなかった。同時に又ちょっと表忠碑にも時代錯誤に近いものを感じない訳には行かなかった。