후리가나로 읽는 일본 고전
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ほんじょりょうごく
本所両国
芥川 竜之介의 本所両国(ほんじょりょうごく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 21,005자 · 43화면
お竹倉
今村次郎氏も「明治病院」の裏手に――僕は正直に白状すれば、今村次郎氏の現存しているかどうかも知らないものの一人である。
そのうちに僕は震災前と――というよりむしろ二十年前と少しも変らないものを発見した。それは両国駅の引込線をとどめた、三尺に足りない草土手である。僕は実際この草土手に「国亡びて山河あり」という詠嘆を感じずにはいられなかった。しかしこの小さい草土手にこういう詠嘆を感じるのはそれ自身僕には情なかった。
お竹倉
僕の知人は震災のために、何人もこの界隈に斃れている。僕の妻の親戚などは男女九人の家族中、やっと命を全うしたのは二十前後の息子だけだった。それも火の粉を防ぐために戸板をかざして立っていたのを旋風のために巻き上げられ、安田家の庭の池の側へ落ちてどうかにか息を吹き返したのである。それから又僕は家へ毎日のように遊びに来た「お粂さん」という人などは命だけは助かったものの、一時は発狂したのも同様だった(「お粂さんは」髪の毛の薄いためにどこへも片付かずにいる人だった。しかし髪の毛を生やすために蝙蝠の血などを頭へ塗っていた。)最後に僕の通っていた江東小学校の校長さんは両眼とも明を失った上、前年にはたった一人の息子を失い、震災の年には御夫婦とも焼け死んでしまったとかいうことだった。