후리가나로 읽는 일본 고전
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ぜにがたへいじとりものひかえ
橋の上の女 ――銭形平次傑作選2
野村 胡堂
野村 胡堂의 橋の上の女 ――銭形平次傑作選2(ぜにがたへいじとりものひかえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 88,573자 · 178화면
八五郎は語彙を総仕舞にして、肩を縮めたり、舌を出したりするのです。
「そんな化物はどこに居るんだ」
「小左衛門の小屋ですよ。小左衛門お仲夫婦の曲芸師で外に道化の金太という人気者が居るんですが、去年までは一番の働き手はお鈴という娘で、それは唄も歌い、踊りも踊り、その上綱渡り足芸が達者で、滅法可愛らしい娘ですが、去年の暮から囃し方の六助の世話で一座に、『一と眼千両』のお夢という太夫が入ったんです」
「それがお前を買いきろうというのか」
「昔々江戸にあったとか言いますね。たった一目見るのに千両積ませるという三国一の美い女が」
「そんな女に近付きはないよ」
「奥州の馬鹿息子が、お盆の蓮の葉を売って儲けた金を千両出すと、女は障子を開けてチラリと顔を見せたっきり、スーと引っ込んでしまったので、馬鹿息子は呆気に取られて、もっとよく見るつもりでまた千両出したら、二度目もチラリと顔を見せただけ」
「――――」
「馬鹿息子はすっかり意地になって、残りの千両を投り出すと、女はその情愛にほだされ、こんどは酒肴を持って来てうんと御馳走をした上、二世の契りをしたという話――」
「二世の契りは古風で宜いな、――その小左衛門の小屋の女も、チラリと顔を見せたっきりで、千両の木戸を取るのか」