후리가나로 읽는 일본 고전
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ほうねんぎょうでん
法然行伝
中里 介山
中里 介山의 法然行伝(ほうねんぎょうでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 66,110자 · 131화면
宇都宮弥三郎頼綱が家の子郎党を従えて、済々として武蔵国を通ると、熊谷の入道直実に行き会うた。直実がそれを見て、
「すばらしい威勢だなあ。しかし、いくら家来を大勢連れたからとて、無常の鬼という奴が来れば防ぐことは出来ないで、お前いつ迄もそうして強者顔をして威張っていたからとて念仏の行者にはかなわないぞ。弥陀如来の本願で念仏するものは悪道に落されず迎えとられるのだ。念仏をすることは一騎当千の強者になるよりも豪いことだぞ。お前も軍さ人なんぞは早く止めて念仏をしろ念仏をしろ」
といわれたのが頼綱の胆にそみていた。直実の奴うまく侍を卒業しやがったな。おれも負けるものかという気になって、大番勤仕の為に京都へ上った序に、承元二年十一月八日のことであったが、法然を勝尾の草庵に訪ねて念仏の教えを受け一向専修の行者になってしまった。
法然が亡くなった後は善恵房を頼んでいたが、結縁の為めに四帖の疏の文字読みばかりを受け、遂に出家して実信房蓮生と号しその後夢に善光寺の本尊を感得したりなどして承元元年十一月十二日芽出度い往生をとげた。
上野国の御家人薗田太郎成家は秀郷将軍九代の孫、薗田次郎成基が嫡男であるが、武勇の道に携わり、射を事として罪悪をほしいままにしていたが、正治二年の秋これも大番勤仕の為に京都へ上って来た時、法然の念仏