일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

かせいのまじゅつし

火星の魔術師

蘭 郁二郎

蘭 郁二郎의 火星の魔術師(かせいのまじゅつし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 151,120자 · 302화면

아오조라 문고

ただ、その部屋の周囲には薄緑色のカーテンが張りめぐらされてあることだけが、どうやら彼女の趣向らしく思われる。もしこのカーテンがなかったならば、この研究室は、まるで土窖と同様な、陰惨なものであったろう。

「さあさあ……」

鷲尾老人は、なかなかの上機嫌らしく、そこに散らばっている変圧器や真空管などを片づけると、僅かな席をつくってくれた。

白金神経の女

「へーえ」

しばらく、この奇妙な地下の研究室を見廻していた私は

「一体、何を研究されているんですか……」

「電気じゃよ、しかもわしのは機械を相手とする電気ではなくて人間を対象とする、つまり恋愛電気学を完成しようと思っての」

「ですけど……、どうも人間と電気とを一緒にするのがハッキリ飲込めないんですが……」

「まあ、最初は無理ないさ。しかし君、以心伝心という現象を知っとるかね、つまりこちらの思うことが、言葉を使わずに、直接先方に伝えられる――この現象をなんといって説明するかね、一寸六ヶ敷いじゃろう。……これは電気学的に説明が出来るんじゃ、感応作用、相互誘導作用、じゃよ――、つまり考える、ということによって脳に一種の電流が生じる、これに感応して相手の脳髄に電流が誘起されるのが以心伝心という現象なんじゃ。