후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
てりはきょうげん
照葉狂言
泉 鏡花
泉 鏡花의 照葉狂言(てりはきょうげん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 49,730자 · 100화면
真似の上手なるも道理よ、銀六は旧俳優なりき。
かつて大槻内蔵之助の演劇ありし時、渠浅尾を勤めつ。三年あまり前なりけむ、その頃母上居たまいたれば、われ伴われて見に行きぬ。
蛇責こそ恐しかりけり。大釜一個まず舞台に据えたり。背後に六角の太き柱立てて、釜に入れたる浅尾の咽喉を鎖もて縛めて、真白なる衣着せたり。顔の色は蒼ざめて、乱髮振りかかれるなかに輝きたる眼の光の凄まじさ、瞻り得べきにあらず。夥兵立懸り、押取巻く、上手に床几を据えて侍控えいて、何やらむいい罵りしが、薪をば投入れぬ。
どろどろと鳴物聞えて、四辺暗くなりし、青白きものあり、一条左の方より閃きのぼりて、浅尾の頬を掠めて頭上に鎌首を擡げたるは蛇なり。呀と見る時、別なるがまた頸を絡いて左なるとからみ合いぬ。恐しき声をあげて浅尾の呻きしが、輪になり、棹になりて、同じほどの蛇幾条ともなく釜の中より蜿り出でつ。細く白き手をきて、その一条を掻掴み、アと云いさま投げ棄てつ。交る交る取って投げしが、はずみて、矢のごとくそれたる一条、土間に居たまいたる母上の、袖もてわれを抱きてうつ向きたまいし目の前にハタと落ちたるに、フト立ちて帰りたまいき。