일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

りょうきのはて

猟奇の果

江戸川 乱歩

江戸川 乱歩의 猟奇の果(りょうきのはて)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 134,971자 · 270화면

아오조라 문고

一つ丈け動くのがある。

両手でその石を抜いて、真黒な穴の中へ怖々手を入れて見た。案の定、手に触るものがあった。

取出す。一つ二つ三つ……合計六個の、なんと、蟇口が這入っていたではないか。一つ一つあけて見たが、中はいずれも空っぽだ。

愛之助は慌てて、それを元へ戻し、石で蓋をした。そして、彼自身泥棒ででもある様に、ビクビクしてあたりを見廻した。

さっきの男が、(品川四郎とそっくりの人物が)この様なものを、ここへ隠したからには、彼はスリであったのだ。しかも中々玄人のスリだ。空財布の処置にまで、周到な注意をして、共同便所へ捨てる様なことはしないで、先ず絶対に発見の虞れなき、石垣の石のうしろへ隠す程の奴だから、どうして素人の出来心ではない。それに何百円の収穫か知らぬが、財布が六個だ。

道理で、彼奴、人込みばかり選って歩くと思った。見世物に気をとられている様な風をして、その実隣近所の人の財布を狙っていたのだ。

「実に滑稽だぞ。品川の奴、いやがらせてやらなくてはならぬ。僕が君と間違えて声をかけた奴が、スリだった。顔から形から君と寸分違わぬスリだった。間違って捕縛されぬ用心をしたまえってね」