후리가나로 읽는 일본 고전
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ごくちゅうへのてがみ
獄中への手紙
宮本 百合子
宮本 百合子의 獄中への手紙(ごくちゅうへのてがみ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 289,044자 · 575화면
ちょっとお待ち下さい。それを条件に入れてプランを立てて見ますから。不得手中の不得手でどうもすみませんが。
『東京堂』一月号のこと、きょう、この手紙と一緒に送り出します。「風と共に」は第一の方でしょうと思います。世界名作全集が四五月ごろから中央公論から出ます。これはいくつもそんなプランのある中で一番いいでしょうから買います。一番下らぬのが新潮の。
地図は『年鑑』の附録の方でしょう? テリヨキのあるのは。
寒暖計いいでしょう? 買いました。水銀にあかい色のついたのです。お湯のだものいいわねえ。本当に実用的で親愛で。特製詩集は、表紙の装幀に何かの実のようなふっくりした薄赤い二粒の円い珠飾りのついたののことだろうと思います。ありがとう。よろこびということばを、ひとくちに浅く云わず、その一つ一つの響きを大切に区切って味うと、これは何と深く立体的な句でしょう。心の峯々のようなボリュームさえあります。詩集が私の生活にもたらされてから、はじめてそういうよろこびの感じが実感のなかにとらえられているのもうれしいことです。この頃ひらく頁には、希望という句もあるのですが、それは非常にユニークなもので、何というのかしら、希望の先駆、それは人が希望と呼んでいるそういうものになるのだろうかというような極めて複雑微妙な格調のものです。