후리가나로 읽는 일본 고전
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ふくざわゆきち
福沢諭吉
高山 毅
高山 毅의 福沢諭吉(ふくざわゆきち)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 54,555자 · 109화면
それは、あたらしい世紀、二十世紀のはじめの年でした。
慶応義塾のわかい学生たちは、ふるい十九世紀をおくり、あたらしい二十世紀をむかえるために、一九〇〇年十二月三十一日、にぎやかな会をひらきました。そのうちに夜はあけて、一月一日、年始のあいさつにきた人々に、諭吉はいいました。
「いよいよ二十世紀だ。十九世紀の日本は、封建制度がつづき、これをなくするために、ずいぶん、ごたごたした世の中だった。けれども、日本はあたらしい世の中をむかえたのだ。ふるいことはみんなわすれさって、かくごをあらたにしてがんばろうではないか。」
諭吉の目はあかるくかがやき、希望にみちた顔は、とてもわかわかしくみえました。ですから、
「福沢先生は、元気になられた。」
と、だれもがあんしんをし、よろこんだのでした。
ところが、その一月もおわりにちかいころ、諭吉は、きゅうに病気でたおれました。脳出血が、ふたたびおこったのでした。そうして二月三日、とうとうその一生をおわりました。
おもえば、福沢諭吉こそ、民主主義の光をかかげた、明治の大きなともしびでありました。いや、明治だけではなく、大正、昭和とつづき、今日のわたくしたちにとっても、なお大きなともしびであるといわなければなりません。