후리가나로 읽는 일본 고전
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ふくざわゆきち
福沢諭吉
高山 毅
高山 毅의 福沢諭吉(ふくざわゆきち)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 54,555자 · 109화면
そのころの江戸には、英語をおしえてくれる先生など、一人もいませんでした。でも諭吉は、あきらめないで、あちこちたずねているうちに、耳よりな話をききました。それは、長崎でつうやくをしている森山多吉郎という人が、いま江戸にきて、幕府のご用をつとめているが、英語ができるといううわさをきいたのです。
諭吉はたいへんよろこんで、さっそく、森山をたずねていきました。森山は、諭吉のねっしんなたのみをきいてはくれましたが、幕府の仕事がいそがしくて、おしえてくれる時間がなかなかありません。
「それでは、まあ、せっかくならいたいということですから、毎日、朝はやくおいでください。役所へでかけるまえに、おしえてあげましょう。」
といってくれました。
そこで、諭吉は、朝はやくおきて、鉄砲洲から森山先生のすんでいる小石川まで、八キロメートルあまりを、てくてくとあるいてかよいはじめました。ところが、森山先生の家についてみると、
「きょうはおきゃくがきているから。」とか、
「もうすぐ役所へでかけなければならないから。」
といってことわられ、毎朝のように、むだ足をふみつづけました。それでも、諭吉は、こんきよくかよいました。