일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ふくざわゆきち

福沢諭吉

高山 毅

高山 毅의 福沢諭吉(ふくざわゆきち)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 54,555자 · 109화면

아오조라 문고

びっくりした諭吉は、そのおもてにたちふさがって、ものもいわずにドアをしめ、それから、けらいにわけをはなしてやりました。

こうしたしくじりをやりながら、使節の一行は、フランス・イギリス・オランダ・ドイツ・ロシアの国々をたずねて、やく一年間、ヨーロッパの旅をつづけました。イギリスでは、議会があって、政党というものが、おたがいに政治のやりかたや、意見のうえであらそい、せんきょによって勝ったほうの政党が国の政治をやるしくみになっているときかされましたが、諭吉には、よくのみこめませんでした。

しかし、こんどの旅行ではじめて鉄道にのって、そのべんりなことがわかり、すべての点で、西洋がすすんでいることをじっさいにしったので、諭吉は、政治のやりかたについても、きょうみをもちました。

ロシアでは、医者が病人のしゅじゅつをするところをみせてくれました。諭吉は、だいたんな人間であるくせに、子どものときから、血をみるのがだいきらいだったものですから、医者がメスを入れて、ぱっと血がとびだすのをみると気持ちがわるくなり、気がとおくなってしまいました。いっしょにいったものが、諭吉を外につれだし水をのませると、やっと正気にかえりました。