후리가나로 읽는 일본 고전
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ふくざわゆきち
福沢諭吉
高山 毅
高山 毅의 福沢諭吉(ふくざわゆきち)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 54,555자 · 109화면
あるばんのこと、諭吉のところにしりあいのおきゃくがあって、お酒をのみながら、二人はさかんにはなしあっていました。そのとき、そっと庭にしのびこんで、このようすをうかがっている青年がありました。青年は、おきゃくがはやくかえっていって、諭吉がねるのをまっていたのですが、話はなかなかおわりそうになく、十二時がすぎ、一時がすぎても、おきゃくはかえりそうにもありません。
青年は、とうとうあきらめて、たちさっていきましたが、これこそ、諭吉のねこみをおそってころそうとたくらんでいた宋太郎だったのです。諭吉は、それをこのときにはしらなかったのですが、四、五年たってからきかされて、びっくりしました。自分の身のまわりに、いのちをねらうものがいたのでした。
そればかりではありません。家の中のかたづけをおわって、諭吉は、お母さんとめいとをつれて、東京へかえることになり、船にのるため、中津から四キロメートルほど西の鵜の島までいって、宿屋にとまりました。宿屋のわかい主人は、これをみると、使いのものをこっそりと中津へはしらせ、
「今夜こそ、福沢をころすのにもってこいの機会だ。」