일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ささめゆき

細雪

谷崎 潤一郎

谷崎 潤一郎의 細雪(ささめゆき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 226,715자 · 431화면

아오조라 문고

と云うのも、余人は知らず、「大阪生れ」と云うことに誇を抱いている幸子は、幼少の頃から豊太閤と淀君が好きなので、関ヶ原の戦には興味が持てなかったせいでもあった。

その、二度目の時は、たしか離れ座敷が新築されたので、披露の意味をもかねて招かれたのであった。故老人が、時々昼寝をしたり、棋を囲んだり、逗留客を泊めたりするのに建てたのだと云って「爛柯亭」と名づけていたその一と棟は、八畳に六畳の次の間があって、母屋へは「く」の字なりに中途で一つ曲っている長い長い渡り廊下でつながっており、此処だけは多少数寄屋風を取り入れた、洒落れた作りになっていたけれども、決して悪く華奢にはならず、矢張何処かに田舎の郷士の家らしい大まかな味のあるのが、何となく好もしい感じがしたが、今度も亦その爛柯亭へ通されて見ると、あれから十数年の時代の光沢を帯びたせいか、あの時よりも一層落ち着きのある、静かな部屋になっていた。

「まあ、ようおいでなされました。―――」

八畳の間で、庭の新緑に眼を遣りながら四人が一と息入れているところへ、未亡人が挨拶旁嫁や孫たちを引き合せに這入って来た。大垣の銀行に勤めている当主の連れ合いになる嫁は、幸子たちには初対面で、生れて間もないらしい乳呑み児を抱えていたが、外にもう一人、六つぐらいになる男の児が彼女のうしろに含羞