후리가나로 읽는 일본 고전
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ささめゆき
細雪
谷崎 潤一郎
谷崎 潤一郎의 細雪(ささめゆき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 226,715자 · 431화면
すると夫は案の定不愉快そうな顔をして聞いていたが、それから二三日後の朝、書斎へ這入って来た幸子に、まあそこへ坐れと云って、僕は啓坊の勘当された事情を或る所から聞いて来た、と云うのであった。そして、実はこの間の話の中で、勘当と云うことが不審だったので、手を廻して調べて見たところ、啓坊は奥畑商店の店員とグルになって、店の品物を持ち出したのだそうではないか、それも今度だけではない、前にもそんなことが一二遍あったのだけれども、その時分にはいつもお母さんが兄さんに詑びを入れて堪忍して貰っていたのだそうだ、しかし今度はお母さんがいないし、たびたびのことであると云うので、兄さんがえらく立腹して訴えると云ったのを、まあまあと宥める者があって、お母さんの三十五日が済むのを待って勘当と云うことになったのだそうだ、―――と、そう貞之助は語り出した。
一体こいさんはそう云う事情を知っているのかどうなのか、そこは僕にもよく分らないが、―――と、貞之助は云うのであった。―――本家にしてもお前にしても、この事実が明かになって見れば、こいさんを啓坊に結び着けたいと云う考え方を改める必要がありはしまいか。