후리가나로 읽는 일본 고전
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おうがいのけんこうとし
耄碌寸前
森 於菟
森 於菟의 耄碌寸前(おうがいのけんこうとし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 43,925자 · 89화면
日露戦役から凱旋後の観潮楼の二階はもう父の書斎としてでなく客間に使われたが、そのころから始まった短歌の会はまた常にここで催された。この歌会は竹柏園の佐佐木信綱、新詩社の与謝野寛、根岸派の伊藤左千夫の三人を中心として毎月一回催されたもので、与謝野門下が最も多数で与謝野晶子、石川啄木、吉井勇、木下杢太郎、北原白秋、平野万里、平出修等の諸氏で、多くは結び字の題で詠み競い、雲中語に用いたと同じ用紙に各人の歌を清書してまわし、各自がその選をし、最後にその日の結果を朗読する例になっていた。そのうち新詩社一派が「明星」を廃刊すると共にその若い連中が主となって「昴」(スバル)を創刊し、父や上田敏をその上置きとするに及んで一般文芸を論ずる会へと徐々に推移して行ったのである。
観潮楼の情趣を最もよく現わしたものは、永井荷風さんの「日和下駄」中の「崖」の章である。先に述べた崖添いの道を団子坂上に出ようとする所までたどって観潮楼を氏が訪れたのは、初秋のある夕暮であったが、食事中であるらしい主人を待つために取次に案内されて楼上にしばらくの間ただ一人残された。そこは十二畳の広間で、一間の床には「雷」