후리가나로 읽는 일본 고전
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とらのきば
虎の牙/透明怪人
江戸川 乱歩
江戸川 乱歩의 虎の牙/透明怪人(とらのきば)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N3. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N3 · 중급 · 신자체·신가나 · 193,761자 · 388화면
小林君は、またしても、「アッ。」と声をたてないではいられませんでした。そのグッタリとなった人の顔は、明智先生だったからです。明智先生が殺されたのではないかと思ったからです。
明智先生はパジャマのまま、毛布につつまれて、ベッドの上に横たえられたのです。そして、ふたりの警官はドアの外へ、たちさってしまいました。
「先生は死んでいるのだろうか。いや、そうじゃない。胸がかすかに動いている。アッ、そうだ。きっと麻酔薬でねむらされているんだ。」
小林君は、すばやく頭をはたらかせて、そこまで考えると、いくらか安心しましたが、先生のそばへかけつけることもできず、自分がここにいるのを知らせることもできないのを、ひじょうに、もどかしく思いました。
「それにしても、どうして警官が先生をつれて来たんだろう。警官が魔法博士の味方になるなんて、へんだなあ。ああ、わかった。魔法博士のてしたの悪ものが、警官に変装したんだ。そして、先生をゆだんさせておいて、こんなめにあわせたんだ。」
小林君は、魔法博士の、そこのしれない悪だくみに、あきれてしまいました。明智先生を助けるために、どうすればいいんだか、とっさに名案も浮かびません。