일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

せいようのはまやき

西洋の浜焼

中谷 宇吉郎

中谷 宇吉郎의 西洋の浜焼(せいようのはまやき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 4,797자 · 10화면

아오조라 문고

他の都市からのお客などがあると、クラム掘りに案内して、それを家庭で料理して出すのが、ちょっとしゃれた御馳走でもあり、また趣味のよいもてなしということにもなっている。日本だったら松茸山に案内するというところであろう。

ところでクラムベークというのは、この貝と蝦と玉蜀黍とスイートポテトなどを、クラントウ風に「浜焼」にした料理である。もちろん野外でやるので、木の葉の代りに海藻をつかうところが変っているだけで、あとは全くクラントウと同様である。

ニュー・イングランドの海岸地方は、海岸線が非常に屈曲していて、入り曲った湾がたくさんある。海岸からちょっとはいると、一望の平地であるが、耕地はほとんどなく草原か灌木の荒地になっている。ところどころに、あまり背の高くない松林が見えるのが、日本の海岸地帯、とくに日本海の沿岸を思わせる。しかし空は妙に澄んで、夕方になると、地平線の近くは、高緯度の土地に特有な紫色に光り、それが青磁色の空に溶け込んでいる。風は全くない。

まずこういう草原を想像していただいて、そこでクラムベークが始まるわけである。六尺に十二尺くらいの場所を、一尺近く掘り下げ、その周囲に、差し渡し一尺程度の石塊をずっとならべる。