일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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せいようのはまやき

西洋の浜焼

中谷 宇吉郎

中谷 宇吉郎의 西洋の浜焼(せいようのはまやき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 4,797자 · 10화면

아오조라 문고

ニュー・イングランドの浜焼

もっともこれは私の空想であって、実はまだこの料理は食べたことがない。話をきいただけである。それで味のことはぜんぜん書く資格がないわけで、雰囲気を想像して、羨ましがっているだけである。しかしこの話をしてくれた氷河学者は「ああいうおいしい料理は、他には決してない。一度ぜひアルゼンチンへ遊びに来ないか。このクラントウを御馳走するから」と言っていた。

いかにも勇しそうな料理なので、一つこの話を紹介しておこうかと思ったが、食べたことのない料理の話を書くのは、どうもむつかしいので、控えていた。ところが最近米国の東部、ニュー・イングランドの大西洋岸にある町で、このクラントウと非常に似た料理を食べたので、前書として、この話を持ち出したわけである。

ニュー・イングランドの浜焼

ニュー・イングランドの「浜焼」は、クラムベークという名前である。辞書を見ると「焼蛤の会」となっているが、それでは何のことか、よくわからない。

クラムは海産の二枚貝で、蛤よりもむしろ形は鳥貝に似ている。大きさは長い方で二寸から三寸、蛤よりはだいぶ大きい。この貝は、この付近の渚でいくらでもとれるそうで、ちょうど日本の潮干狩のように、家族連れでこの貝を掘りにいくのが、土地の風習になっている。