후리가나로 읽는 일본 고전
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あかひげしんりょうたん
赤ひげ診療譚
山本 周五郎
山本 周五郎의 赤ひげ診療譚(あかひげしんりょうたん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 22,626자 · 45화면
その経験から、ちぐさとまさをとの差を見分けるだけの、判断力を持つようになったのだ。
「だがまあ、そういきまくな」暫くして登は、去定の口まねで呟いた、「まさをを認めたいまのいま、にわかにそういきまくことはない、みっともないぞ」
彼は自分の顔が赤くなるように思い、そこで気を立て直すために、残った時間を有効に使おうと決心した。時刻はまだ午後二時ちょっとまえである。登は養生所へは帰らずに、そのまま「伊豆さま裏」へまわった。
登はまず十兵衛のようすをみようと思ったのだが、差配の家の前をとおると、卯兵衛がとびだして来て呼びかけた。
「いま養生所へ使いをやろうとしていたところです」と卯兵衛はうろたえた声で云った、「ひどいことになりました、すぐにいってやって下さい、一家心中をやりましてね、孝庵さんがいちおう手当だけはしてくれたんですが、ええ、いやそうじゃない、十兵衛じゃありません。十兵衛はちゃんと鶯をにらんでます、ええ、五郎吉のところです」
「なんでやった、刃物か」
「毒です」路地へ駆け込みながら、まだうろたえた声で卯兵衛が云った、「孝庵さんの話では鼠取りの毒だろうということですが、吐いた物も臭いし、家の中じゅうおっそろしく臭ってむせるようです」