일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ぜにがたへいじとりものひかえ

銭形平次捕物控 猿回し

野村 胡堂

野村 胡堂의 銭形平次捕物控 猿回し(ぜにがたへいじとりものひかえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 125,671자 · 252화면

아오조라 문고

死骸の側に崩折れて、気を喪って居たというお滝は、お峰と才六の計らいで、階下の部屋に軟禁され、下男の次六が見張って居りました。

雨戸は全部締めてあり、階下の六畳には才六と新吉が、お勝手にはお角と次六が頑張って居り、妾のお峰だけは階下の自分の部屋に引籠って、少し妬け気味に蒲団を引っ被って早寝をして居たというのですから、下手人はお滝の外には絶対に無いことになります。

雨戸の開いて居たのは二階だけですが、其処には殺された岩太郎と、気を喪って居たという、お滝と二人が居たのですから、外から二人に知られずに、曲者は忍び込む隙があろうとは思われません。

「脇差は?」

「主人の秘蔵の品で、階下の居間の箪笥に入れてあった筈でございます。――もっとも、其処に脇差のあることは誰でも知って居りましたが」才六は進んで説明しました。

「お前と新吉は確かに、一緒に居たことだろうな」

「へェ、でも、新吉さんは二度ばかり小用に立ちました。二階がひどく気になる様子で――」

恋人のお滝が、必死の際に引摺り込まれていることが、新吉にわからなかった筈もありません。

下女のお角と下男次六は、どちらも出雲屋に長く奉公して居るくせに、妙に仲の悪い二人でした。