일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ぜにがたへいじとりものひかえ

銭形平次捕物控 鬼の面

野村 胡堂

野村 胡堂의 銭形平次捕物控 鬼の面(ぜにがたへいじとりものひかえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 130,082자 · 257화면

아오조라 문고

二年に一度の本祭で、皆んな張り切っているし、娘達の仕度も大変でしょう、――お園さんのお母さんと相談して、昔は踊りを教えたことがあるから、兎も角も後の始末は私が引受けて、格好だけはつけることにしました。せめて今日一日だけでも、あの舞台で皆んなを踊らせれば死んだお園さんも浮べるというものでしょう」

お組はホロリとするのです。

「掴み合いの喧嘩までした師匠がねェ、大した心掛けじゃないか」

「喧嘩は喧嘩、義理は義理ですよ、これで踊りの師匠を又始める気じゃ、そんなお節介は出来ないけれど、どうせたった一日だけの代役で、私はもう二度と舞扇を持つ積りは無いから、飛んだ気が楽ですよ」

「えらいな師匠、その心掛が気に入ったよ、――ところが、その気持も知らないで、お組師匠がお園師匠を殺し、その上、それを知って居るお菊までも、絞め殺して口を塞いだと言ってる者があるんだがね」

平次はとうとう言うべきことを言ってしまいました。

「まァ、まァ、それは本当ですか、親分、誰がそんな事を――第一あの大夕立の中を――」

お組の仰天も見事でした。どんなに期待した驚きの仕草も、これほどまでには効果的でなかったでしょう。