후리가나로 읽는 일본 고전
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ぜにがたへいじとりものひかえ
銭形平次捕物控(一)平次屠蘇機嫌
野村 胡堂
野村 胡堂의 銭形平次捕物控(一)平次屠蘇機嫌(ぜにがたへいじとりものひかえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 156,866자 · 318화면
そのうちに騒ぎを聞付けて近所の衆が集まり、見廻り同心の出役があって、町役人立会の上、一と通り検死が済んだ頃、主人の房五郎は浅草から帰って来ました。
定吉は女房の連れ子、房五郎にとってお駒は天にも地にも掛替のない一粒種で、日頃の可愛がりようも並大抵でなかっただけ、その悲歎は見る目も気の毒でした。
「畜生、――下手人はあの版木屋の新吉の野郎に違えねえ、――仇を取っておくんなさい」
鬼のような房五郎が、ポロポロと涙をこぼして、立会の役人の袖にすがる有様は、あまりの凄惨さに、見る者の顔を反けさせました。
来合せた御用聞、真砂町の喜三郎は、すぐ新吉兄弟の家へ飛んで行きましたが二人とも留守、半刻(一時間)ばかり待って、亥刻半(午後十一時)頃、フラリと帰って来た新吉を、有無を言わせず引っ括って、房五郎の家の現場へ伴れて来ました。
「親分、どうしたというんで――」
「白ばっくれるな、新吉、手前の仕た事を見せてやるから」
現場にはまだ同心も町役人も居りました。戸口に立ち塞がる人波を掻き分けて入ると、中の血の海も、お駒の死体もそのまま。
「あッ、とうとう――」
一目見ると新吉は、真っ蒼になって、ヘタヘタと坐ってしまったのです。