일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ぜにがたへいじとりものひかえ

銭形平次捕物控(一)平次屠蘇機嫌

野村 胡堂

野村 胡堂의 銭形平次捕物控(一)平次屠蘇機嫌(ぜにがたへいじとりものひかえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 156,866자 · 318화면

아오조라 문고

芝居道でいえば、「寺子屋」の春藤玄蕃が赤い裃を着て威張ったり、「鎌倉三代記」の時姫がお振り袖をジャラジャラさせ、「妹背山」の鱶七が長裃を着けるのと、同じ筆法と御許しを願いたい。

銭形平次の物語を書き始めてから二十年になるが、平次はどうして年をとらないのだという小言をひっきりなしに頂戴している。

それについて、いつか「週刊朝日」の誌上で辰野隆博士の質問に答えているが、連続小説の主人公の年齢を読物の経過する年月と共に老い込ませていくのはおよそ愚劣なことで、モーリス・ルブランのルパンがその馬鹿馬鹿しい例を示していると私は答えておいた。小説の主人公は何時までも若くてそれでよいのだ。大衆文芸の面白さはそのコツだといってもよい。

平次の女房のお静は、両国の水茶屋時分、平次と親しくいい交わすようになって、平次のために不思議な事件のうずの中に飛び込み、危うく命をかけた大手柄は、二十三年(昭和六年)前「オール読物」に書いた、銭形平次の第一話「金色の処女」に詳しく書いてある。しかしそんな事はどうでもよい。お静は何時までも若くて愛嬌があってそして、フレッシュであればいいというと、辰野隆博士は面白そうにカラカラと笑った。