일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ぜにがたへいじとりものひかえ

銭形平次捕物控(十三)青い帯

野村 胡堂

野村 胡堂의 銭形平次捕物控(十三)青い帯(ぜにがたへいじとりものひかえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 114,244자 · 231화면

아오조라 문고

奉公人の身許洗いは、千駄木の菊松親分に頼むんだ。それから叶屋を怨んでいる者をみんな当ってみるんだ」

「あっしは? 親分」

「奉公人たちの荷物を見せて貰え。それから重三郎を殺した刃物がなきゃならない。奉公人のうちで刃物を持っていた奴はなかったか。お勝手の出刃庖丁でもなくなっちゃいないか。よく訊いてくれ。――下手人はこの家の者だ。塀が高くて外から入って来た様子もない」

平次の命令は隅から隅まで行届きました。ちょうど来合せた千駄木の菊松に頼んで、八方に下っ引を走らせ、平次はガラッ八と菊松に手伝わせて、奉公人の荷物から、縁の下、物置の隅、下水の中までも捜したのです。

が、しかしそれも全く徒労におわりました。亥刻(十時)過ぎになって判ったことは、下女のお仲が思いのほか文字のあったことと、飯炊きのお三が、ひどく小遣にまで困っていたことと、二人とも親の位牌を持っていたことと、番頭の孫六はひどい借金に苦しんでいたことと、手代の千代松は年上の下女お仲に好意を持っていたことなどが判っただけです。

「親分、ありましたぜ」

ガラッ八は頭の上に何か振りかぶりながら飛んで来ました。