후리가나로 읽는 일본 고전
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ぜにがたへいじとりものひかえ
銭形平次捕物控(四)城の絵図面
野村 胡堂
野村 胡堂의 銭形平次捕物控(四)城の絵図面(ぜにがたへいじとりものひかえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 139,179자 · 280화면
「親旦那や、下女が居るだろう」
「御親類の方が年始に見えて、親旦那はそれを相手に、奥で飲んでいらっしゃいました。夕方から酒が始まって、お客の帰ったのは亥刻(十時)頃、――お清さんがそれから間もなく、若旦那の殺されているのを見付けたのでございます」
「奉公人は?」
「皆んな出払って、店には私と寅松だけ、嫁のお清さんは客の相手で、お勝手には飯炊きのお熊どんと行儀見習に下田の取引先から来ているお浜さんが、燗を付けたり、料理の世話をしたり、ちょっとの暇もなく立働いていたそうでございます」
「殺された若旦那は、宵から二階などへ上がっていたのか――この節は御触れがやかましくて、町家の二階では灯を点けてならぬことになっているはずだが――」
万治三年(一六六〇)は正月から大火があって、湯島から小網町まで焼き払い、二月は人心不安のため将軍日光社参延引を令し、六月には大坂に雷震、火薬庫が爆発し、とうとう江戸町家の二階で紙燭、油火、蝋燭を禁じたのです。
「年始疲れと二日酔の気味で、日暮前から離屋の二階で休んでいました」
「その離屋は、母屋の者に知れずに外から出入りが出来るかい」
「雨戸は酉刻(六時)前に締めます。