일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ぜにがたへいじとりものひかえ

銭形平次捕物控(四)城の絵図面

野村 胡堂

野村 胡堂의 銭形平次捕物控(四)城の絵図面(ぜにがたへいじとりものひかえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 139,179자 · 280화면

아오조라 문고

平次は変なことを言い出したのです。

「…………」

「私はお上の御用を承るものです。お母様は引受けましたが、高力左近太夫様は引受けません」

「何?」

謎のような言葉を残して、平次はたった一人、朧の中に姿を消してしまいました。

不思議なことに、高力左近太夫に化けた、志賀内匠は、陸路何の障りもなく、広島の城下も、萩の城下も、大手を振って通り抜け、夏の中旬頃には、本国の島原に着いておりました。が、その代り、真物の高力左近太夫高長は、翌年二月、江戸上屋敷に潜んでいるところを大目付に発見され、かねがね所領の仕置宜しからずとあって、三万七千石を没収、身柄は仙台藩に預けられ、その子二人は僅かに形ばかりの跡目を継ぐことになったのです。

志賀内匠は表面お手討という事で、実は主君の身代りになったのですが、主家没落とともに江戸に馳せ帰り、平次に預けた母親を引取って孝養を尽した事は言うまでもありません。

*

しばらく経ってから、――

「志賀内匠という人が、殿様の身代りになって、行列を組んで中国筋を通ったくせに、無事に島原へ着いたわけは、どうも俺には解らねえ」

八五郎がキナ臭い顔をすると、平次はニヤニヤしながら、こう言うのです。