일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ながさきのかね

長崎の鐘

永井 隆

永井 隆의 長崎の鐘(ながさきのかね)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 65,109자 · 131화면

아오조라 문고

救護

見晴らしがきくと思っていたら、松と楠の木立は根こそぎ払われ、あたりの校舎講堂はみな潰れていた。向こうの天主堂は高さ五十メートルもあった鐘塔をはじめとして、全体が三分の一の高さぐらいに吹き払われ、羅馬の廃墟さながらである。石垣に逆さに大の字にひっかかっている人、道路に点々倒れている人、畑にも見渡すかぎり幾人と数えきれぬ死人である。運動場にいた看護婦さんたちは? と見れば、離ればなれに吹き倒され、びくとも動かない。戸外にいた人は即死だった。山田先生はあまり大きな傷を受けてはいなかったにもかかわらず、不思議に身体中が変調をきたし、四、五歩行ったらくたくたと膝をついた。そしてもうどうにでもなれとあきらめて、そこのトタンの上にごろりと寝ころんだ。そばに古いドイツ語の細菌学教科書が落ちていた。もうこんな学問も駄目だ、とそう思って、その本を枕にしいた。そこにそのまま不安な夢と苦悶のうつつとの境をさまよいつつ、救いのあらわれるのをむなしく待つことにした。

救護

八月九日午前十一時二分、浦上の中心松山町の上空五百五十メートルの一点に一発のプルトニウム原子爆弾が爆裂し、秒速二千メートルの風圧に比すべき巨大なエネルギーは瞬時にして地上一切の物体を圧し潰し、粉砕し、吹き飛ばし、次いで爆心に発生した真空はこの一切を再び空中高く吸い上げ