일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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あめしょうしょう

雨瀟瀟・雪解 他七篇

永井 荷風

永井 荷風의 雨瀟瀟・雪解 他七篇(あめしょうしょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 145,414자 · 289화면

아오조라 문고

とであろう。

その日、いつものように、のそりのそり二階へ上って行った時、わたくしは朝鮮人らしい痘痕の目につく若い洋服の男が、化粧用の品物を詰込んだ革包の中を、そろそろ片づけ初めているのを見た。そしてこの男が女たちから代金を受取って立ちかけるところへ、今度は入れちがいに裏長屋のかみさんらしい風体の、年は四十がらみの婆さんがやって来て、風呂敷の中から、男女共用のワイシャツに、タオル、ハンカチのたぐいをひろげ初めた。いずれも夏向の品物ばかりであることは、窓から見える公園の木の芽も若葉になりかけ、時候は日ましに暑くなっていた事を知らせる。

「よく御覧。みんな純綿だよ。公定だったら税金のつく品物だから。」

純綿の一声に、寝ている踊子も起直って、一斉に品物のまわりに寄集る騒ぎ。廊下を歩み過ぎる青年部の芸人の中には、前幕の化粧を洗いおとしたばかり。半身裸体のままの者まで入って来て、折重った女の子の間に割込み、やすいの、高いのと、わいわい言っている最中である。赤ら顔の身体の大きい爺さんが一人、よごれきった岡持を重そうに、よちよち梯子段を上って来た。

するとハンカチの地合を窓のあかりに透して見ていた踊子の一人が爺さんの姿を見るや否や、