일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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かいじんじゅうまんかん

魯庵の明治 山口昌男、坪内祐三編

内田 魯庵

内田 魯庵의 魯庵の明治 山口昌男、坪内祐三編(かいじんじゅうまんかん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 27,671자 · 55화면

아오조라 문고

二十年前に、嫁に行くなら文学士か理学士に限ると高等女学校の生徒の前で演説して問題を惹起した人があるが、文人と新聞記者とは今日では嫁に呉れての無い嫌われ者の随一である。

▲文人の資本は紙と筆ばかりのように云う人があるが、文人は常に頭脳を肥やす滋養代に中々資本が要る。芝居を見るのもカフエへ行くのも、時としては最少し深入するのも矢張頭脳を豊かにする為めである。勿論、新らしい書籍は常に読まねばならない。偶像破壊の世の中でも古いものを全然棄てゝ了う事は出来ない。此費用だけ見積っても中々容易では無い。と云って少し頭脳の仕入れに油断すると、直ぐ時代に遅れて了う。文人は常に都会を離れる事は出来ない。一年都会を離れたら全く時代に遅れて地平線下に蹴落されて了う。文人の寿命は相撲と同じだと云うが、相撲よりも一層果敢ない。声名を維持するには常に頭脳を養うに努力しなけりゃならず、頭脳を養うには矢張資本の潤沢を要する。

▲文人は競馬の馬のようなものだ。常に美食していないと忽ち衰えて了う。が、馬の方は遊戯的に愛撫して千金を費して飼育するを惜まない金持があるが、人間の文人は時としては飼養者に噛付くので、千金の餌を与えて呉れるものが殆んど無い。