轻松读懂日语经典作品
ja-reading.com
轻松读懂日语,轻松阅读日语。在线阅读日语经典作品。支持在阅读过程中显示假名、查询生词、翻译句子。
にほんイデオロギーろん
日本イデオロギー論
戸坂 潤
――現代日本に於ける日本主義・ファシズム・自由主義・思想の批判
N2 · 挑战 · 新字新假名 · 263,376 字 · 511 页
の形態を取らずに寧ろ「哲学」や神学の形を取ったりして現われる。
だがこういう現代の文学主義は決して不用意に世の中へ出て来たのではない。之には見えざる手の深い意図が潜んでいる。問題は矢張り批評の歴史に、特に又批評の最近の歴史に関わっているのである。読者はここで最近の所謂「文芸復興」のことを思い出して欲しい。
無論文芸はいつも復興されねばならぬ、もし文芸を抑圧する最後の〔桎梏〕が〔政治〕ならば、〔現代〕の〔政治〕を倒して文芸はギリシアの昔に倣わねばなるまい。最近の所謂「文芸復興」がどういう権威を倒し、どういう古典に帰り、又はそこから出発し直すのであったかを知らないが、少くとも復興されるべきであったものは科学や生産技術を含めての文芸乃至文化ではなくて、単に文学としての「文芸」でしかなかったことは、吾々の話の筋から云って、興味のあることだと云わねばならぬ。
文学が「文芸」として復興されねばならぬ。その言葉に対しては誰しも反対する理由を有たないだろう。併し何故同様に、或いは同時に、科学も復興される必要がなかったのか。ブルジョアジーの固有な思考に基く機械論的な近代自然科学は、要所要所に於て殆んど全く行きづまっていると云われているが、之は日本の「文学」