轻读日语

轻松读懂日语经典作品

ja-reading.com

轻松读懂日语,轻松阅读日语。在线阅读日语经典作品。支持在阅读过程中显示假名、查询生词、翻译句子。

とうあのへいわをろんず

東亜の平和を論ず

大隈 重信

「外交時報 第八四号」1904(明治37)年11月

N2 · 挑战 · 新字新假名 · 15,708 字 · 32 页

青空文庫

それはとにかくとして日本人は孔子さんの門人である。そうすると支那人とは同門だ。同種同文、而して御師匠さんまで同一であるから、日本に依って支那を開発させるのは至当である。日本人は支那人と同種同文にして同門、支那の哲学を学び、支那の文学を学び、支那の政治を学び、あらゆる支那の学芸を学んだ。今日諸君の家庭に行われる風俗習慣というものも、多く支那に依っている。この国民が支那開発に最も適当だというのは、何人も異論のあるべからざる事柄である。そこで日本人が支那人に向って、君は仏教の中毒と儒教の中毒で大病に罹っている、我等も同じ病気になった事があるが、西洋舶来の良い薬を服んだために病気が治って、前よりも百倍増した健康になった。そこで君達にもこの薬を上げるから飲むが宜しいと勧める。これは親類同士で初めて出来ることである。人種が違い、風俗が違い、文明の源が違う人であると、ごく友誼的にもって往っても、人類の弱点として猜疑の心が起る。粗末な宣教師がやって来て毎度騙したことがあるから、またその伝だろうという疑いが起る。ところが日本人は同種族で、同門で、一番近い親類だから、ごく真実に世話をしてやる。