轻读日语

轻松读懂日语经典作品

ja-reading.com

轻松读懂日语,轻松阅读日语。在线阅读日语经典作品。支持在阅读过程中显示假名、查询生词、翻译句子。

げんだいのふじんにつぐ

現代の婦人に告ぐ

大隈 重信

「大觀 第一卷第四號」大觀社、1918(大正7)年8月1日

N2 · 挑战 · 新字新假名 · 12,854 字 · 25 页

青空文庫

四 外柔内剛の女子の実勢力

その他の事については、基督教の教義に疑うべきことも多くあるけれども、ただこの両性問題解決の一事に至っては、その偉功は顕著であって到底これを他教に求むべくも無い。

四 外柔内剛の女子の実勢力

基督出現以前までは、多くの聖賢哲人が皆両性問題の解決を誤り、人格の上から女子を以て男子の下位に立たしめ、その権利を制圧していたのであったが、しかし我輩はかくの如く制圧を加えられねばならぬところに、却って女子の実勢力を見るのである。外柔内剛のその侮るべからざる潜勢力を認めるものである。孔子は女子と小人とは養い難しといっているが、窃に思うに、孔子は閨房に於て、あるいはその夫人に大いに苦しめられたものではあるまいか。釈尊もまた女子は三界に家なしなどといって、女子を以て天性罪障の深いものと定めているが、これもあるいは孔子と等しく、その後宮に於て頗るその妃に苦しめられ、言うに言われぬ内部の煩悶があったのではなかろうか。およそ吾人の判断はその日常親しむ最も近きところよりして遠きに及ぼすの順序であれば、彼等をしてかくの如きの断案を下さしむるゆえんの、必ずやその夫人並びにその妃に於ける観察に始まっておろうと推測する。