轻读日语

轻松读懂日语经典作品

ja-reading.com

轻松读懂日语,轻松阅读日语。在线阅读日语经典作品。支持在阅读过程中显示假名、查询生词、翻译句子。

それから

それから

夏目 漱石

代助醒来时,脑海里悬着一块木板,随脚步声消失。他总在半夜按着胸口数心跳,思考这跳动的生命到底意味着什么。

N2 · 挑战 · 新字新假名 · 172,794 字 · 347 页

青空文庫

と云って、平岡は器用な手付をして猪口を口へ着けた。

「余計な事だが、それで家の方の経済は、収支償なうのかい」と代助は思い切って猛進した。

「うん。まあ、好い加減にやってるさ」

こう云った平岡は、急に調子を落して、極めて気のない返事をした。代助はそれぎり食い込めなくなった。已を得ず、

「不断は今頃もう家へ帰っているんだろう。この間僕が訪ねた時は大分遅かった様だが」と聞いた。すると、平岡はやはり問題を回避する様な語気で、

「まあ帰ったり、帰らなかったりだ。職業がこういう不規則な性質だから、仕方がないさ」と、半ば自分を弁護するためらしく、曖昧に云った。

「三千代さんは淋しいだろう」

「なに大丈夫だ。彼奴も大分変ったからね」と云って、平岡は代助を見た。代助はその眸の内に危しい恐れを感じた。ことによると、この夫婦の関係は元に戻せないなと思った。もしこの夫婦が自然の斧で割ききりに割かれるとすると、自分の運命は取り帰しの付かない未来を眼の前に控えている。夫婦が離れれば離れる程、自分と三千代はそれだけ接近しなければならないからである。代助は即座の衝動の如くに云った。――

「そんな事が、あろう筈がない。