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しょくぶつき
植物記
牧野 富太郎
在线阅读牧野 富太郎《植物記(しょくぶつき)》,假名注音日语阅读。JLPT N2,点词查义。
N2 · 挑战 · 新字新假名 · 165,848 字 · 327 页
Fossil の元来の意味は「地から掘り出す」という事である。今これを化石として使う時は「掘り出し物」という名詞と成る。これをその原意味に拘泥せずに地から出た実物、それは生物の原形あるいはその印痕あるその実物に徴してこれに※(「歹+橿のつくり」、第3水準1-86-40)石あるいは化石の訳名を与えた訳だ。そこでその※(「歹+橿のつくり」、第3水準1-86-40)石と化石とは訳名としてどんな優劣があるかと言うと私は化石よりは※(「歹+橿のつくり」、第3水準1-86-40)石の方が佳いと思う。化石はその字面から言うと単変化した石であるが、これに反して※(「歹+橿のつくり」、第3水準1-86-40)石は原と生きていた物が死んでも依然としてその遺骸が保存せられているという意味を表わしていて、噛んで味無き化石の語よりはズット趣きがある。しかるに世人は何故この語を採用せずに化石の語に執着しつつあるかと言うと、そは一には※(「歹+橿のつくり」、第3水準1-86-40)の字の字画が多くて書くに面倒だからであろう。
さてこの頃は訖ったが、どうもその化石の訳語について何んとなく思い切れず何んとかしてその出生が知りたくトツオイツ考えている内にフト我が少年時代に読んだ川本幸民氏訳『気海観瀾広義』