轻读日语

轻松读懂日语经典作品

ja-reading.com

轻松读懂日语,轻松阅读日语。在线阅读日语经典作品。支持在阅读过程中显示假名、查询生词、翻译句子。

くろふねぜんご

黒船前後・志士と経済他十六篇

服部 之総

服部之総『黒船前後・志士と経済他十六篇』。同一底本的分册已合并为一书。收入:黒船前後、志士と経済、空罎、加波山、咸臨丸その他、汽船が太平洋を横断するまで、黒田清隆の方針、黒船来航、新撰組、せいばい、尊攘戦略史、撥陵遠征隊、福沢諭吉、武鑑譜、望郷、蓮月焼、Moods cashey。

N2 · 挑战 · 新字新假名 · 121,901 字 · 247 页

青空文庫

についてはいま詳述の余地がない)。それにもかかわらず、米公使デ・ロングの手が、薩州系にのびていたということだけはたしかである。

まえに記した明治二年二月七日付の神戸米領事ロビネットの鉄道願書は、大阪府知事五代友厚に提出されている。五代と黒田の間柄はここに書くまでもなかろう。すると、翌明治三年三月一日付で、北海道開拓長官にあてて米仏両国人連名の、こんな願書が出されている。

「……蝦夷地はロシアにちかく国防上肝要の場所たるばかりでなく、鉱山物産の見込ゆたかな土地であるから、地質測量や沿岸測量の仕事を、拙者ども――在東京メリケン合衆国海軍士官測量方ワルトン・ギリンネル、同鉱山技師リウルモウル、フランス国大砲方士官陸軍建築方アントアン――の見込を聞いていただきたい。拙者どもの才能の儀については、米仏両国公使に御問合せ下されたい」(『外務省日誌』)。

三月末から四月にかけて弾正台の人事更迭が行われ、五月九日付で兵部大丞黒田清隆が北海道開拓使次官に転任するのは、大久保利通の善後処置であったが、「民蔵分離問題」という名で知られている当年の大問題は、今日まで何人からも解かれていない。