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それから
それから
代助醒来时,脑海里悬着一块木板,随脚步声消失。他总在半夜按着胸口数心跳,思考这跳动的生命到底意味着什么。
N2 · 挑战 · 新字新假名 · 172,794 字 · 347 页
やがて平岡の話が出た。
予期した通り、平岡は相変らず奔走している。が、この一週間程は、あんまり外へ出なくなった。疲れたと云って、よく宅に寐ている。でなければ酒を飲む。人が尋ねて来れば猶飲む。そうして善く怒る。さかんに人を罵倒する。のだそうである。
「昔と違って気が荒くなって困るわ」と云って、三千代は暗に同情を求める様子であった。代助は黙っていた。下女が帰って来て、勝手口でがたがた音をさせた。しばらくすると、胡摩竹の台の着いた洋燈を持って出た。襖を締める時、代助の顔を偸む様に見て行った。
代助は懐から例の小切手を出した。二つに折れたのをそのまま三千代の前に置いて、奥さん、と呼び掛けた。代助が三千代を奥さんと呼んだのは始めてであった。
「先達て御頼の金ですがね」
三千代は何にも答えなかった。ただ眼を挙げて代助を見た。
「実は、直にもと思ったんだけれども、此方の都合が付かなかったものだから、遂遅くなったんだが、どうですか、もう始末は付きましたか」と聞いた。
その時三千代は急に心細そうな低い声になった。そうして怨ずる様に、
「未ですわ。だって、片付く訳が無いじゃありませんか」