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それから
それから
代助醒来时,脑海里悬着一块木板,随脚步声消失。他总在半夜按着胸口数心跳,思考这跳动的生命到底意味着什么。
N2 · 挑战 · 新字新假名 · 172,794 字 · 347 页
「しますな。大いに」
代助は黙ってしまった。
紅茶茶碗を持った儘、書斎へ引き取って、椅子へ腰を懸けて、茫然庭を眺めていると、瘤だらけの柘榴の枯枝と、灰色の幹の根方に、暗緑と暗紅を混ぜ合わした様な若い芽が、一面に吹き出している。代助の眼にはそれがぱっと映じただけで、すぐ刺激を失ってしまった。
代助の頭には今具体的な何物をも留めていなかった。あたかも戸外の天気の様に、それが静かに凝と働らいていた。が、その底には微塵の如き本体の分らぬものが無数に押し合っていた。乾酪の中で、いくら虫が動いても、乾酪が元の位置にある間は、気が付かないと同じ事で、代助もこの微震には殆んど自覚を有していなかった。ただ、それが生理的に反射して来る度に、椅子の上で、少しずつ身体の位置を変えなければならなかった。
代助は近頃流行語の様に人が使う、現代的とか不安とか云う言葉を、あまり口にした事がない。それは、自分が現代的であるのは、云わずと知れていると考えたのと、もう一つは、現代的であるがために、必ずしも、不安になる必要がないと、自分だけで信じていたからである。
代助は露西亜文学に出て来る不安を、天候の具合と、政治の圧迫で解釈していた。