轻松读懂日语经典作品
ja-reading.com
轻松读懂日语,轻松阅读日语。在线阅读日语经典作品。支持在阅读过程中显示假名、查询生词、翻译句子。
ソヴェトぶんだんのげんじょう
ソヴェト文壇の現状
宮本 百合子
「綜合プロレタリア芸術講座 第一巻」内外社、1931(昭和6)年5月号
N2 · 挑战 · 新字新假名 · 28,896 字 · 58 页
彼等の多くは、本が売れるにつれていつの間にか、書斎の中でヤーエンコしはじめた。革命当時、「装甲列車」を書いたフセワロード・イワーノフは、ロイド眼鏡こそ昔のままだが、気力のない、階級性欠落状態で昔の思い出や個人的な心理描写をはじめた。
現実の生活で、ソヴェト勤労者の日常と次第に遠くなった彼等は、目立たない日常些事の中で若い労働者や農民たちがどんな探求と建設とを行い、未来への闘争を準備しつつ新しいソヴェト人として成長しつつあるか、その生きた姿を認めそれを評価する機会と熱心さとを失った。実際生活が個人主義へ逆転するにつれ、その文学の新鮮さも失われた。あともどりした自然主義と、低徊的心理主義とで、「同伴者」は、自身の同伴すべき道から逸れはじめた。
そこへ五ヵ年計画がはじまった。そして「赤い木」の事件で、「同伴者」は最後の限界につき当った。
「赤い木」というのは、「同伴者」の旗頭、ピリニャークの小説だ。一九二九年にそれを書いて、ピリニャークは原稿を『赤い処女地』の当時の責任編輯者ラスコーリニコフに見せた。ラスコーリニコフは、十月革命当時、軍事革命委員の一人としてレーニンとともに活動した党員だ。