轻松读懂日语经典作品
ja-reading.com
轻松读懂日语,轻松阅读日语。在线阅读日语经典作品。支持在阅读过程中显示假名、查询生词、翻译句子。
あねがわのかっせん
日本合戦譚
菊池 寛
菊池寛『日本合戦譚』。同一底本的分册已合并为一书。收入:姉川合戦、厳島合戦、川中島合戦、田原坂合戦、長篠合戦、賤ヶ岳合戦、碧蹄館の戦、島原の乱、山崎合戦、鳥羽伏見の戦、大阪夏之陣、真田幸村、応仁の乱、四条畷の戦、小田原陣。
N2 · 挑战 · 新字新假名 · 154,771 字 · 313 页
幕軍の狼狽察すべしである。
このあたりから、幕軍全く潰走して、大阪へ逃げるものあり、紀州に落ちるものあり、桑名藩士等は大和から本国へ直接逃げて行った。
慶喜は、六日夜大阪に退き、同夜近臣数人と天保山沖で軍艦開陽艦に乗ろうとしたが、暗夜のため見つからず、先ず米国砲艦イロユイスに身を寄せ、翌七日開陽艦に移乗し、八日の夜抜錨して江戸に向った。
鳥羽伏見戦の第一夜の印象を『莠草年録』の著者は、次ぎのように語っている。
一昨三日、薄暮より伏見の辺に当り、失火、暫くして砲声頻々響き、家屋上に上り見候処四五ヶ所より出火焔立上り、遂に伏見一円火中となると見ゆ、忽ちに又右淀城と覚しき辺より、砲声轟々烈しく相成り候間、然らば阪兵入侵薩土と合戦の事と推察し、長谷川氏に至り候処三沢も参り居、種々評議、私は平子と相携へて、大仏に走り、耳塚に上り見候処砲声漸く近く相成り候間、阪兵入京と相成らば、御所にも伺上出可申と罷帰り、門北お御所の方に当り一道の火気を発し、甚だ騒々敷候間、是阪兵への内応と申居り候間、忽に鎮定、その内に伏見の砲声も追々遠く相成り、京軍勝利の様子に相成り候まゝ終夜砲声鈍る事無之、朝四時迄にわづかに相止み申候。