轻读日语

轻松读懂日语经典作品

ja-reading.com

轻松读懂日语,轻松阅读日语。在线阅读日语经典作品。支持在阅读过程中显示假名、查询生词、翻译句子。

ひかくしんわがく

比較神話学

高木 敏雄

在线阅读高木 敏雄《比較神話学(ひかくしんわがく)》,假名注音日语阅读。JLPT N2,点词查义。

N2 · 挑战 · 新字新假名 · 177,624 字 · 348 页

青空文庫

と、義を同くす。風は天地の使と云うこと、支那にもあり。天稚日子の条にも、下照比売の哭声、風のむた響きて、天に達すとあり。風は天地の間を通い持つ物なるが故に、此く命名せりと説くも、其果して正しきや否やを知らず。風を以て神の気息なりとすること、吠※(「こざとへん+施のつくり」、第4水準2-91-67)神話にあり、盤古神話にも之あり。この化生神話の意義は、甚だ明白にして、風神の天然的基礎の風なること、亦た疑うを要せざるなり。龍田彦神は、後に農作の保護神となれり。年穀の豊凶は、風に関係すること、甚だ大なるが故なり。然れども、本末の風神たる性質は、决して之を失いしに非ず。蒙古襲来に際しては、此神に向って、異国降伏の祈願ありしに、俄に大暴風起て、悉く賊船を破壊せしとの伝説あり。『万葉集』の歌に「龍田彦ゆめ此花を風にちらすな」とあり。また「風な吹きそと打越えて、名に負える社に、風祭り為な」ともあり。此神の風の神たること、此によりても明なり。

然れども龍田姫に至りては、後世多少変化せし形跡あり。奈良朝の頃に至りて、支那思想の影響を受けて、東に方りて、佐保山の神を春の神とし、西に方りて、龍田姫を秋の神とするに至れり。