轻读日语

轻松读懂日语经典作品

ja-reading.com

轻松读懂日语,轻松阅读日语。在线阅读日语经典作品。支持在阅读过程中显示假名、查询生词、翻译句子。

ごくちゅうへのてがみ

獄中への手紙

宮本 百合子

06 一九三九年(昭和十四年)

N2 · 挑战 · 新字新假名 · 374,755 字 · 745 页

青空文庫

からは視野もひろいところから見ています。「渦潮」が十一月、あと二回として来年一月で昭和十四年までが終るわけです。昭和の後半は何しろ森田たま、豊田正子、その他まことに時代的な人々が多いから簡単でないし、そこをこそ念入りに書きたくて歴史をさかのぼったわけですから。本月はこの「渦潮」をこの三四日うちに書いて、それから『中央公論』の小説をかきます。九月号というのをのばして貰っていたのです。九月号のために八月初旬送らねばならず、七月中にかいていなくては駄目で、それは出来なかったから。

九月一日のパイパアの「海外新刊書案内」のなかに22頁 Utley. F. という人(女の人です。経済、『日本の粘土の足』という著書あり)の『戦う支那』という本が出て居ります。『タイムス』の紹介で、その科学的な公平な態度を称讚して居ります。もし入荷予定があれば、ほしいと思って(いつか「思う迄のテンポは一致しているが」と仰云ったわね)、而してハガキ出しておきました。もし入荷予定があったら一冊是非欲しいからと云って。

六芸社から出ている『文芸評論』が参考書としてとり出されています。