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がいこつかん
骸骨館
海野 十三
「こども朝日」朝日新聞社、1946(昭和21)年10月1日号
N2 · 挑战 · 新字新假名 · 7,107 字 · 15 页
意外な飛入
遠くでがらんがらんと気味のわるい音がひびくのが分った。
骸骨同士が手をつないでおどりだした。もうたくさんだ! 正太はうしろの壁へ、白墨で自分の名前をかきなぐると、脱兎のようにくぐり戸の外へとび出した。
わっはっはっ。骸骨の笑い声が、逃げて行く正太君を追いかけた。
意外な飛入
骸骨館の胆だめし大会は、大成功であった。子供たちは、こわいこわいとさわぎながらも大よろこびで、来る夜来る夜同じ遊びをくりかえした。
探検隊員の話では、鬼火が一番こわいという評判であった。骸骨が口をあーンとあくところがこわいというものもあったが、たいていの隊員はそんなところを見る勇気はなかったので、だまっているものが多かった。
ところが、骸骨係自身も、はじめはたいへんこわくて、もうよそうかと思ったと告白したので、みんなは笑った。しいんとしたあのさびしい骸骨館の中に、五人仲間がいるとはいえ、永い夜を送るのは気持のいいものではなかった。骸骨もすぐそばにいるし、鬼火もすぐそばで燃える。かりかりかりとシロホンが鳴れば、ほんとうに骸骨が鳴ったような気がする。そこへ向こうの草むらから、かんかーンと鉦の音がひびき、ううッと呻られると、すっかり身の毛がよだって、骸骨の方が「たすけてくれ」