轻读日语

轻松读懂日语经典作品

ja-reading.com

轻松读懂日语,轻松阅读日语。在线阅读日语经典作品。支持在阅读过程中显示假名、查询生词、翻译句子。

くろふねぜんご

黒船前後・志士と経済他十六篇

服部 之総

服部之総『黒船前後・志士と経済他十六篇』。同一底本的分册已合并为一书。收入:黒船前後、志士と経済、空罎、加波山、咸臨丸その他、汽船が太平洋を横断するまで、黒田清隆の方針、黒船来航、新撰組、せいばい、尊攘戦略史、撥陵遠征隊、福沢諭吉、武鑑譜、望郷、蓮月焼、Moods cashey。

N2 · 挑战 · 新字新假名 · 121,901 字 · 247 页

青空文庫

はいよいよ高まっていた矢先である。著書としてのテーマ・ヴァリューは相当のものといえよう。今日の日本の出版界だったらさしづめ豪華版と名乗ってもいい装幀で、菊版クロース三百数十頁、本文以外に海図が二葉、插絵が二十一枚、堂々たる朝鮮誌である。もしも最後のたった一章を「その他その他」つまり撥陵遠征隊事件そのものの「解明」に当てなかったとしたら、同名異人の例はあることだ、どうして著者エルンスト・オッペルト氏を、往年の「ちゃちなハムブルグ貿易商」、「ユダヤ人行商人」――憎むべき撥陵遠征隊事件の主犯その人だろうと思う者があろう!

ところで四月二十一日の『ネイション』に下のような投書が載った。

「ネイション編輯足下

朝鮮に関するオッペルトの新刊が紹介されてるのを読んで、私は偶々ある奇怪な事件を想起した。……この海賊的行為のため、故国で入獄の憂目を見たと伝えられるオッペルト自身が、臆面もなく当の事件を解明上梓するが如きは、実に言語道断の沙汰といわざるを得ない」。

署名は往年の「参審」A・A・ヘイーズ、十二年前の上海の輿論がそのままの形で顔を出したわけだが、われわれにとっては、事件の「主謀者」