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だいうちゅうえんせいたい
大宇宙遠征隊
海野 十三
線上閱讀海野 十三《大宇宙遠征隊(だいうちゅうえんせいたい)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 53,967 字 · 109 頁
ちょうど、帝国海軍の水兵さんと同じようであった。これはできるだけ敏捷に身体をうごかす訓練のためと、もう一つは運動不足にならないためであった。すこしぐらい気持のわるい日でも、号令をかけられて、艇内をあっちへこっちへ、二三度かけまわると、妙に元気をとりもどす。
艇長室の前には、一人の少年が立って、風間の来るのを待っていた。それは、木曾九万一という、またの名、クマちゃんでとおっている、身体の大きな腕ぷしのつよい少年であった。
風間三郎と、このクマちゃんこと、木曾九万一とは、大の仲よしであった。そこへかけてきた風間少年を見て、木曾は、にんまりと笑ったが、すぐまたもとのいかめしい顔になって、姿勢を正した。
その間に風間が、気をつけをして立った。
「艇長室附の艇夫交替」
と、クマちゃんが叫んだ。
「艇長室附の艇夫交替」
と、風間三郎が、反復していった。
「艇長室に於て、辻艇長は睡眠中、コーヒー沸しは、もうすぐにぶくぶくやるだろう。ゴム風船地球儀は、目下印度洋の附近を書いていられる。艇長九時になっても起きないときは、オルゴールを鳴らして起せ。その外、引きつぐべきこと、および異状なし。