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しょくぶついちにちいちだい
植物一日一題
牧野 富太郎
線上閱讀牧野 富太郎《植物一日一題(しょくぶついちにちいちだい)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 160,011 字 · 312 頁
それがすむともう秋も深けて花も咲かなくなり、しばらくすると冬が来て木枯らしの風が吹きその葉も黄ばんで細枝と連れ立って落ち去り、樹は紫褐色の枝椏を残して裸となるのである。
井岡冽纂述の『毛詩名物質疑』(未刊本)巻之三、※(「木+蟶のつくり」、第3水準1-86-19)の条下に、「※(「木+蟶のつくり」、第3水準1-86-19)通名御柳寛保年中夾竹桃ト同時ニ始テ渡ル甚活シ易シ其葉扁柏ノ如ニシテ細砕柔嫩※(「梟」の「木」に代えて「衣」、第3水準1-91-74)々トシテ下垂ス夏月穂ヲ出ス淡紅色※(「くさかんむり/紅」、第4水準2-86-42)草花ノ如シ秋ニ至リ再ビ花サク本邦ニ来ルモノ一年両度花サク唐山[牧野いう、中国を指す]ニハ三度花サクモノモアリ故ニ三春柳ノ名アリ云々」と叙してあって、日本へ来ているギョリュウも一年に二度花の咲くことが書いてあるが、しかし夏から秋にかけては、枝によってその花に前後もあれば遅速もあろうから、眺めようによっては二度にも三度にもなるのである。そして二度咲くものと三度咲くものとあってもそれはもとより同種である。要するにギョリュウは少なくも一樹で二度花が出て、初めの花は去年の枝に咲き、次の花は今年の枝に咲く。